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次世代知覚技術「アイトラッキング」の可能性

身体もしくは神経系の障がいをもつ人々のコミュニケーションや電動車椅子の操作サポートをはじめ,様々な分野での応用が期待されているアイトラッキング(視線追跡・計測)。今後,こうした新しく高度な知覚技術はますます重要になってく […]

光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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暗い夜空に乾杯

暗い夜空に乾杯

冬の夜に,暖かい部屋で鍋を突きながら日本酒をちびりとやる。頭に霞がかかってくるころには,なんだか幸せな気分になってくる。酔い覚ましにと結露した窓を開けて外に顔を出して見れば,凛とした夜空には星達が瞬いている。 背景が暗い […]
色の名前も源氏名か?

色の名前も源氏名か?

物理学者であり名随筆家でもあった寺田寅彦は,「柿の種」という短文集の中で,原子番号数で呼べば完全に事足りるはずの元素に付いている「水素」とか「酸素」とか「テルリウム」とか「ウラニウム」とかという名前を,一種の「源氏名」の […]
煩悩と散乱光

煩悩と散乱光

どうも片付けが苦手である。机の上には雑多なものが無秩序に散乱している。「きっと頭の中だって同じようなものだろう」と良く人に言われるが,それは当たっている。いつでも色々なことが頭を駆け巡っていて,全くもって散乱状態である。 […]
武蔵と小次郎が見た光

武蔵と小次郎が見た光

月谷昌之介 慶長17年(1612年)4月13日,巳の下刻(午前11時ごろ)。宮本武蔵と佐々木小次郎は巌流島の海岸で,今まさに命をかけた決闘の時を迎えようとしていた。世紀の決闘に武蔵がわざと遅刻をしてやって来たことや,刀の […]
風立ちぬ ─ 光と影の仕業 ─

風立ちぬ ─ 光と影の仕業 ─

月谷昌之介 風立ちぬ。堀辰夫の小説,かつてのアイドルの歌の曲名,アニメ映画のタイトルなど,この言葉で何が思い浮かぶかは人さまざまだろう。僕がこの言葉に感じるイメージとしては,なんとなくふにゃふにゃと過ごしてしまった夏も終 […]
虚像で遊ぶ

虚像で遊ぶ

月谷昌之介 通勤電車は僕の住んでいる盆地からちょっとした渓谷を抜けて,職場がある平野へと走っていく。列車の窓からは渓谷の四季の移り変わりが眺められ,毎日がプチ観光気分だ。 或る朝,僕はそんな通勤電車の車両連結部付近の席に […]
金と銀 どっちが偉い?

金と銀 どっちが偉い?

月谷昌之介 レ・ミゼラブルが映画になって,結構なヒットとなった。ミュージカルなので多くの歌とともに物語が進むのであるが,その中にエポニールという少女が歌う“On my own” という失恋の歌がある。“In the ra […]
ハートの瞳で何を見た? ダビデ

ハートの瞳で何を見た? ダビデ

月谷昌之介 イタリア,トスカーナの花の都,フィレンツェに彼は居る。1504年に完成された当時は,ヴェッキオ宮殿前の広場に置かれていたが,1873年に現在のアカデミア美術館に移された。ダビデ像。500年以上もの間,多くの人 […]
幟で分身

幟で分身

月谷昌之介 仕事帰りの夜,僕は「好評分譲中」の幟(のぼり)がパタパタと不気味に揺らめく暗い道を歩いていた。たった数区画しかないのに長い間それは立っているから,僕としては「好評」の意味を疑っていた幟である。遠くには十字路の […]
つながって良かった 光と電磁波

つながって良かった 光と電磁波

月谷昌之介 東急東横線と東京メトロ副都心線がヒカリエのある渋谷でつながり,横浜中華街から川越までが乗り換えなしで行き来できるようになったことが,まるで日本の一大事でもあるかのように華々しく報道された。たしかに首都圏の人の […]