旭硝子,リアガラスで皮膚がん財団の認証を取得

旭硝子は,紫外線(UV)を約99%カットする同社のリアドアガラス・リアガラス「UVベール Premium Privashield™(プライバシールド)」について,皮膚がんに関する代表的な国際組織である米国の皮膚がん財団(Skin Cancer Foundation)の認証を取得した(ニュースリリース)。

すでに認証を取得しているフロントガラスおよびフロントドアガラスと併せることで,世界で初めて自動車の全方位で同財団認証の窓ガラスを提供することが可能となる。米国皮膚がん財団は,皮膚がんの予防や早期発見および治療に積極的に取り組んできた唯一の国際機関。

同社では,皮膚がんを引き起こす一因と言われているUVを世界で初めて約99%カットするフロントドアガラス「UVベール Premium®シリーズ」を 2010年より販売し,2013年にフロントガラス「ラミセーフ®」と併せて,同財団から認証を取得した。現在,運転席および助手席の紫外線対策として,国内外の約50車種に搭載されている。

さらに2015年11月からは,これらの製品でご好評いただいた機能を採用したリアドアガラス・リアガラス「UVベール Premium Privashield™」の販売を開始し,今回,同財団の認証を取得した。これにより,世界で初めて自動車の全方位で同財団の認証を受けた窓ガラスによる車内空間づくりを実現するとしている。