JNCら,太陽光発電用途ポリシリコン事業から撤退

JNC,JX日鉱日石金属,及び東邦チタニウムの3社は,2008年6月に共同で「新日本ソーラーシリコン」を設立し,太陽光発電用途ポリシリコンの事業化に取り組んでいたが,この事業から撤退することに合意した。

太陽電池市場は,欧州債務危機の深刻化等により需要が伸び悩む一方,中国メーカ等の設備増強により大幅な供給過剰状態にあり,太陽電池における主要な材料であるポリシリコンについても世界的な供給過剰が続く見通しになるなど,経営環境の悪化が避けられないと判断したもの。

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