パナソニック,電力線通信(PLC)の検証サービスをスタート

パナソニックは,同社が提唱してきた「HD-PLC」のプロトコル:ISP(Inter Systems Protocol)が,米国のスマートグリッドの技術標準整備を行なう米国国立標準技術研究所(NIST)の「NIST SGIP ガイドライン」として認定されたことを受け,3月5日よりPLCの検証サービスを開始する。

これまで,異なるPLC方式を搭載する機器が同じ電力線上で通信する場合,互いに干渉し合い,通信が不安定になることが課題だった。NISTでは,この課題解決をスマートグリッド展開における重要テーマの一つとして審議してきたが,このほど,その成果を「NIST SGIP ガイドライン」の中に規定した。

これを受け,同社は「NIST SGIPガイドライン」の検証環境を公開し,PLC搭載機器が,他方式のPLCと干渉することなく,安定した通信が可能であるかを確認するサービスの提供を開始するもの。

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