名大、カルジオリピン合成の鍵を握る酵素を発見

名古屋大学大学院理学研究科生物化学研究室は、ミトコンドリアの内膜のタンパク質Tam41が、ミトコンドリアの機能に必須のリン脂質であるカルジオリピン合成の鍵を握る酵素(CDP-ジアシルグリセロール合成酵素)であることを発見した。

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ミトコンドリア機能はエネルギー生産だけでなく、老化や健康とも深く関わっており、またカルジオリピン合成経路の酵素が欠損すると、ひとの病気に繋がる例も知られていることから、Tam41は今後のひとの健康を考える上でも重要な酵素と言える。

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