三菱電機,2次元炭酸ガスレーザ加工機の新製品9機種を発売

三菱電機は,生産性の向上とランニングコストの低減を両立した2次元炭酸ガスレーザ加工機の新製品9機種を5月10日より発売する。

今回発売するのは「HV2-Rシリーズ」で,ストローク(X×Y×Z mm)別に1250×1250×300,2500×1250×300,3100×1250×300に対応するモデルをラインナップした。発振器は従来の「ML20XF」,「ML45CF-R」に加え,新たに「ML32XP」を開発した。この「ML32XP」を搭載した加工機では,薄板の加工時間を最大20%短縮するという。

また,全機種共通仕様として,段取り時間などの加工停止中に発振器・加工機の各装置を段階的に停止する「ecoモード」を搭載し,これにより,待機時の電気代などを同社従来機種「HVⅡシリーズ」と比べ,最大99%削減可能にした。価格は5,200万円からで,月20台の生産を計画している。

三菱電機加工

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