シャープ,ノートPC向けIGZO液晶パネル 3タイプを生産開始

シャープは,業界最高水準の画素密度を実現したノートPC向けIGZO液晶パネル 3タイプ(11.6型/14型/15.6型)の生産を,6月から亀山第2工場で開始する。本年1月から生産を開始した13.3型に加え,ノートPC向けIGZO液晶パネルのラインアップを拡充する。

この液晶パネルは,IGZO技術の採用により薄膜トランジスタを小型化し,光の透過率が向上した。これにより,たとえば14型では,フルHDの1.67倍となる262ppiの画素密度を実現した。また,光の透過率の向上により低消費電力化が図れることに加え,静止画表示時に液晶駆動電力を抑えるIGZOの特性との相乗効果で高い省エネ性を発揮,ノートPCのバッテリー駆動の長時間化に貢献する。さらに,ペン入力ができるタッチパネル対応の設計も可能。

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