新日本無線,パルスオキシメータや脈拍計に最適な反射型センサを開発

新日本無線は,パルスオキシメータ(酸素飽和度計)や脈拍計などに最適な,近赤外光(波長940nm),赤色光(波長660nm)の2つのLEDとフォトトランジスタを1つのパッケージに搭載したフォトリフレクタ,「NJL5501R」を開発した。4月よりサンプル出荷をすでに開始している。

現在主流のパルスオキシメータは,指など体の突出した部位をLEDとフォトトランジスタで挟み,その透過光を測定する構造のため,装着時の圧迫感や血流の阻害といった課題がある。今回の製品は近赤外光,赤色光の2つのLEDとフォトトランジスタを1つのパッケージに搭載することで,挟み込むことなく反射光での測定を実現し,この課題を解決可能としている。

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具体的には,近赤外光と赤色光の反射光を測定することにより,パルスオキシメータを指など体の突出した部位を挟み込む形でなく,貼り付ける構造にできる。

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