東大ほか、筋肉運動の持続力を生み出すミトコンドリア遺伝子を発見

東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター抗加齢医学講座特任教授の井上聡氏、埼玉医科大学ゲノム医学研究センター講師の池田和博氏らは、ミトコンドリア呼吸鎖のスーパー複合体形成に必要なCOX7RPタンパク質を世界に先駆けて発見した。

130719ut1

COX7RPを欠損させたマウスは持続的な運動ができなくなるのに対して、COX7RPを過剰に発現させたマウスでは運動持続力がのびるマラソンランナー型になることがわかった。COX7RPは筋肉の運動持続能に必要なエネルギー産生とともに体温維持にも重要であり、内分泌や代謝の異常による病気の新たな治療のターゲットになることが期待される。

詳しくはこちら