シャープエンジニアリング,太陽光発電システムの発電状況を診断できるアプリを開発

シャープの子会社のシャープエンジニアリングは,業界で初めてスマートフォンやタブレット端末を活用し,自宅で住宅用太陽光発電システムの発電状況を診断できる「PVアナライザ専用アプリケーション」を開発した。

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住宅用太陽光発電システムの発電状況の診断は,PVアナライザと日射計で測定し,事業所などに持ち帰って診断する方法が一般的だが,このアプリケーションは,PVアナライザで測定した発電データをワイヤレスでスマートフォンなどに送信し,自宅で手軽に発電状況を診断できる。発電状況から太陽光の照度を自動的に計算するので,日射計も不要となる。

また,シャープ製太陽電池モジュールの仕様がデータ化されており,データを更新することで今後発売される新製品も診断できる。さらに,スマートフォンなどに搭載されているGPSやカメラ機能を使って,現地の位置情報や写真を測定データとともに保存することも可能。

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