シャープとOSRAM,LEDおよび半導体レーザ関連特許のクロスライセンス契約を締結

シャープは8月23日,OSRAM GmbH(オスラム)とLEDおよび半導体レーザ関連特許のクロスライセンス契約を締結したと発表した。

今回のクロスライセンス契約により,両社が所有する全世界のLED及び半導体レーザの特許について,お互いに利用することが可能になった。これにより,両社の研究開発が促進され,LEDおよび半導体レーザ関連産業のさらなる発展に貢献していく。

シャープは,1970年よりLEDの量産を開始,1982年に世界で初めてCD用の赤外半導体レーザの生産を開始するなど,長年にわたってLEDおよび半導体レーザ技術を蓄積している。最近では,高効率で明るい100Wクラスの照明用LEDデバイスや,ディスプレイ光源用赤色半導体レーザなどの特長デバイスを創出している。

今回のクロスライセンス契約により,オスラムとの特許の相互利用による技術補完が図れることから,高性能なLEDや半導体レーザの開発を一層加速させると共に,グローバル市場にマッチするデバイスを創出していくとしている。

プレスリリースはこちら。