日立,「ガンマカメラ(放射線測定装置)」用「パノラマ測定ソフト」の受注を開始

日立コンシューマエレクトロニクスは,ガンマカメラ(放射線測定装置)用に,周囲360度からの放射線(ガンマ線)量を分析するPCソフトウェア「パノラマ測定ソフト」を開発,9月2日より受注を開始する。

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日立は,2012年3月に広範囲の測定が可能な「ガンマカメラ(放射線測定装置)」の販売を開始し,2012年8月には後継機の販売を開始している。そして今回,この後継機と組み合わせて使用する「パノラマ測定ソフト」を開発した。

この製品は,ガンマカメラを設置した位置(測定位置)の放射線量に対し,周囲360度から測定位置へ飛来する放射線量を測定することにより,周囲に偏在するホットスポット等がそれぞれどの程度影響を与えているのかを定量的に分析する。また,測定から分析までの一連の作業を,測定現場で纏めて行なうことができる。

この製品を活用すれことにより,放射線量が思うように下がらない場所における要因分析や,効率の良い除染作業計画を作成するための事前調査などに役立つ。

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