ソニー,暗所に強い機種など,HD対応ネットワークカメラ6機種を発売

ソニーは,新開発Exmor® CMOSイメージセンサの採用とノイズリダクションの改善により,最低被写体照度を従来機種に比べ約10倍向上させた機種など,監視用のHD対応ネットワークカメラ6機種を発売する。

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今回発売する6機種すべてに,逆光時などのコントラストを補正し視認性を大きく向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR」を搭載したほか,ポール設置時などに発生する細かな振動の映像への影響を補正する「イメージスタビライザー機能」を搭載するなど,普及価格帯の監視カメラながら,上位機種と同等の高画質性能を実現している。

日本の監視カメラ市場では,近年アナログカメラからネットワークカメラへの移行が急速に進んでおり,単年度の出荷では2013年度中にもネットワークカメラがアナログカメラを上回る見込み。特に出荷の伸びが著しいのが,フルHD(1920×1080ピクセル)または720p HD(1280×720ピクセル)の高解像度に対応したHDネットワークカメラで,ソニーにおいても国内におけるフルHD/720p HD対応機種の販売台数が前年比約2倍となるなど,高画質モデルの販売が急成長している。

ソニーが,こうした高画質モデルに対する市場の要求に応えるべく投入するフルHD/720p HD対応のネットワークカメラ「SNC-EBシリーズ」「SNC-EMシリーズ」は,独自の画像処理エンジン,IPELA ENGINE(イペラエンジン)EX™を搭載し,上位モデルと同等の高画質機能を実現している。

フルHD対応機種の0.1ルクス(カラー撮影時)から,720P HD 対応機種の0.05ルクス(カラー撮影時)まで,HD対応ネットワークカメラとして業界トップクラスの最低被写体照度を実現し,例えば,月明かり程度の暗い環境でもノイズが少なくクリアな映像で撮影できる。また,同社の普及価格帯モデルとしては初めて,逆光時の視認性を大きく向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR」を搭載した。屋内から明るい屋外を撮影するような強い逆光の状態でも,光が強く白とびしている部分や,黒く沈んでいる部分を補正し,視認性を大きく向上させている。

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