古河電工,ブラジルの光ファイバ工場の製造能力を増強

古河電気工業は子会社のFurukawa Industrial S.A.Produtos Eliectricos(FISA社)がブラジルに有する光ファイバ製造工場の製造能力を増強すると発表した。

これによる投資額は1,800万USドル(約18億円)とし,製造能力を国内需要の40%に相当する230万km/年に引き上げる。生産開始は2014年上期からを予定している。

ブラジルでは2014年にサッカーW杯や2016年のオリンピック開催を控えているが,同国政府は国内の情報通信網を拡大・拡充するため,国家ブロードバンド計画(PNBL)を推進している。同国の光ファイバ・ケーブル需要は,固定回線網(FTTx,HFC)や携帯電話回線網3G/4G(LTE)を中心としたブロードバンド敷設需要の拡大に支えられ,光ファイバ換算長で400万kmから550万~580万km/年まで増加する見通しだという。

リリースはこちら