パナソニック,4K対応HDMI Ver.2.0規格準拠通信LSIを製品化

パナソニックは,高精細な4K 50/60p映像の伝送に対応したHDMI最新規格書Ver.2.0準拠の通信LSIを業界で初めて商品化した。9月より量産を開始する。

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高速インタフェースHDMI最新規格のHDMI Ver.2.0規格は,現在広く普及しているHDMI Ver.1.4bのフルHD伝送と比較して4倍速い6Gb/s伝送を実現している。このため,規格外方式として一部使用されていた4本や2本を使用した4K 60p伝送実現方法や映像のデータを圧縮する4K 60p伝送実現方法から,標準規格として1本のケーブルで伝送が可能となった。これにより,色信号を圧縮しない4:4:4の信号を伝送することで,4K 50/60p対応の高精細な映像をありのまま表示することが可能になる。

リアルタイムにフルHD画質を4K 50/60p 映像にアップサンプリングする4K 50/60p スケーラと,そのアップサンプリングされた映像データを高画質化するための技術である超解像回路を搭載。これにより,ブルーレイディスクをはじめとする既存ソース機器からの出力でも,4K 50/60p 機器に対応可能。

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