産総研,「福島再生可能エネルギー研究所」を設立

産業技術総合研究所は,福島再生可能エネルギー研究所の平成26年4月の開所に先行して,福島再生可能エネルギー研究所を平成25年10月1日に設立する。

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福島再生可能エネルギー研究所では,「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし,国内外から集うさまざまな人々と共に,再生可能エネルギーに関する新技術を生み出し発信する拠点を目指す。建物は,福島県郡山市西部第二工業団地に平成26年1月に竣工予定で,開所までの研究活動は産総研つくばセンターで実施する。

薄型結晶シリコン太陽電池モジュール技術については,結晶シリコン基板から太陽電池モジュールまでの一貫製造ラインを用いて,高効率・低コスト・高信頼性を兼ね備えた薄型結晶シリコン太陽電池モジュールの量産化技術の開発を実施する。

なお,福島再生可能エネルギー研究所では,研究推進組織として再生可能エネルギー研究センターを,研究支援組織として福島連携調整室および福島研究業務推進室を設置し,同研究所内で研究活動を展開する独立行政法人 科学技術振興機構(JST)などの外部機関と連携する。

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