シャープ,亀山第2工場でスマートフォン向けIGZO液晶パネルの生産を開始

シャープは,亀山第2工場でスマートフォン向けIGZO液晶パネルを製品化,本年中に生産を開始する。

同工場は2006年8月に稼動し,第8世代の大型マザーガラスを用いて大型テレビ向け液晶パネルを高効率に生産,2012年3月にはIGZOディスプレイ技術を導入し,タブレット端末およびノートPC向けの中小型液晶パネルや,高精細モニター向けパネルを生産してきた。

今回,第8世代の大型マザーガラスでは困難であった,スマートフォン向け高精細液晶パネルの生産を,世界で初めて実現する。薄膜トランジスタの小型化が図れ,光の透過率を向上させるIGZOディスプレイ技術と,生産プロセスの最適化により,第8世代の大型マザーガラスで高効率な生産が可能となる。

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