アマダとJDSU,板金に特化したファイバーレーザ加工機を発表

アマダは,米JSUDとの共同開発によるファイバーレーザマシン「ENSIS(エンシス)-3015AJ」を発表,来年6月より発売する。2kW のファイバーレーザ発振器と特殊光学部品による最新可変システム搭載のにより,基本性能を向上している。

この製品は,これまでのファイバーレーザの4kW に相当する切断を2kW 発振器で可能にする高品質なビーム光を実現すると同時に,独自の可変システムにより様々な厚さの材料の切断を可能にした(厚板25mm まで切断可能)。

従来までは,切断する材料の厚さに合わせてビームの形状を変更させるため,集光レンズを手動または自動で交換する作業が必要だったが,自動的にビーム形状の変更が可能となり,レンズ交換を必要としないフルレンジでの連続自動運転が可能となった。

発振器本体もバージョンアップ。1モジュール・2kW とすることで,高出力・高品質なレーザ光を実現するとともに,約50%のサイズダウンに成功。これによりマシン本体にモジュールとして発振器をビルトイン化し搭載することが可能になり,面積生産性を大幅に向上した。

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