東芝メディカル,高画質・簡単・省スペース・省電力を実現した1.5テスラMRIを発売

東芝メディカルシステムズは,高画質・簡単・省スペース・省電力の全てを実現させたNext Generation 1.5テスラMRI装置「Vantage Elan™」(ヴァンテージ エラン)の国内販売を開始する。新製品は1.5テスラ MRI装置が実現する画像診断性能と,人にやさしい検査環境,コストパフォーマンスを実現した。

1

新製品は複数の受信コイルを同時に接続することができるMulti Platform RF Systemを採用。接続可能な受信コイルとして「Octave SPEEDER™(オクターブスピーダー)」(オプション)を使用することがでる。これにより,高S/N比が得られるほか,各受信素子の口径と配列を最適化することで検査部位に応じ,容易にセッティングできる。

新型装置向けに新たに開発した新型静音化機構「Pianissimo Σ」を標準搭載。特にEPIに代表される超高速撮像時における騒音など,あらゆる検査に対応できる静音化について新機構を開発した。

最小設置面積約23㎡と,従来機種と比較して29%の省スペースを実現。機械室がなくても設置できる。また徹底した省電力化により,システム最大消費電力量において,従来機種比較と比較して約50%の削減も実現した。さらに,ユニット数の削減や搬入方法を見直すことにより,新設の場合,システム搬入後から設置工程を,従来2~3週間かかっていた工程を最短5日で稼動可能となった。

詳しくはこちら。