NEC,コロンビアに光伝送用100Gb/sトランスポンダを納入

NECは,コロンビアの通信インフラ事業者Internexa(インターネクサ社)に,光伝送用100Gb/s対応トランスポンダを納入した。納入したトランスポンダは,NECが開発した100Gb/s用デジタルコヒーレント技術及びDP-QPSK変調方式を採用し,最大96波までの大容量伝送に対応する。

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導入に当たっては,Internexaが現在使用している光伝送装置に同社のトランスポンダを追加接続する試験を実施し,信号特性や実装効率,及び省エネルギー性能が評価された。また,トランスポンダのフィールドファイバ(実使用回線)への適用に際して回線設計能力も評価されたとしている。

Internexaは,コロンビア電力公社(ISA)の系列会社で,通信インフラを構築して他の通信事業者に回線を提供する事業(Carrier’s carrier)を行なう。Internexaは,ラテンアメリカ(中南米)9ケ国で光通信網整備計画を推進中であり,NECがInternexaに初めて納入したトランスポンダはこの敷設プロジェクトの一環として導入され,既にコロンビアにて商用運用が始まっている。

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