ジー・サーチ,研究者向け研究会/勉強会グループ支援ツールを提供

富士通グループのジー・サーチは,2015年8月21日より,研究者向けソーシャルプラットフォーム「コラボリー(COLABORY)®」のサービス第三弾,研究者向け研究会/勉強会グループ支援ツール「コラボリー/Groups(グループ)」の提供を開始した(ニュースリリース)。

科学技術のイノベーション創出には多様な研究者人材の協調・連携による大胆な発想を生み出す環境づくりが重要とされている。また産学連携においてもアカデミア研究者,企業研究者が実際にコミュニケーションする「場づくり」が重要となる。

学会や研究会は,研究者が特定の研究領域について理解を深め,研究者同士のネットワークを構築する活動だが,近年のオープンサイエンスや新技術・融合領域への対応,特に若手研究者にとって,これら学術イベント活動「サイエンス・ミートアップ」のさらなる創出と促進が求められている。

「コラボリー/Groups(グループ)」は,研究者の研究会/勉強会などの学術グループ活動「サイエンス・ミートアップ」を支援するサービス。研究会/勉強会などのホームページを簡単に作れるほか,研究会/勉強会,セミナー/講演会,研究発表会やハッカソンなどのサイエンス・ミートアップイベントの集客や参加者管理,配布資料・テキストのダウンロードアーカイブなど,学術グループ活動を支援する様々な機能を提供する。

また,研究者にマッチした研究会/勉強会やセミナーなどのイベントをレコメンドすることで,研究者のコラボレーションを創出し,研究者間の多様な知識・視点・発想などの交換と共有を促進する。

さらに同社は,研究者のためのソーシャルプラットフォーム「コラボリー(COLABORY)」を通じて,外部研究資金情報の検索エンジンや専用のニュースメディアなど各種サービスを提供している。

新サービス「コラボリー/Groups(グループ)」では,学会や研究会,より小規模な勉強会も含めた学術グループの創設や運営を支援するツールを提供する。研究者の視野を広げ,サイエンス・ミートアップを加速するサービスとなっている。

また,産学連携や共同研究においても,アカデミア・産業側の双方が本サービスのイベント告知機能を活用することにより,実際のコミュニケーションの場を創出できるとしている。

「コラボリー/Groups」の利用は無料。研究者のためのソーシャルプラットフォーム「コラボリー」の提供開始から1周年となる8月21日より,β版のリリースを開始する。同社は<研究者支援プラットフォーム「コラボリー(COLABORY)」が提供するサービス群により研究者の研究活動をより強力に支援し,日本のサイエンスを加速するとしている。