理科大「光触媒国際研究センター」,共同利用・共同研究拠点に認定

東京理科大学の総合研究院光触媒国際研究センターが,平成27年4月1日付で文部科学大臣より共同利用・共同研究拠点として認定された(ニュースリリース)。

共同利用・共同研究拠点とは文部科学大臣が,大学が有する大型・最新の研究設備や大量の学術資料・データ等を全国の研究者が共同で利用し共同研究を行なう拠点として認定する制度。

光触媒国際研究センターは,平成22年10月に総合研究機構(当時)エネルギー・環境光触媒研究部門として設置され,地域・産業界からの強い要請もあり,平成25年4月に現在のセンターとして設立した。

採択にあたっては,卓越したリーダーを中心として,我が国が先導する光触媒研究の加速的な推進と光触媒技術の発展及び普及を目指す,省エネルギー,環境配慮型社会の実現にも資する意欲的な構想となっている点や,光触媒研究を牽引する次世代の優れた研究者の人材輩出が期待されている。

併せて,平成27年度「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業~スタートアップ支援~」にも採択された。同学の共同利用・共同研究拠点は,火災安全科学研究拠点に続き2拠点目の認定となる。

【認定内容】
拠点名:光触媒研究推進拠点
認定期間:平成27年4月1日~平成33年3月31日