オーシャンフォトニクス,近赤外小型分光器を発売

オーシャンフォトニクスは,同社が代理店を務める米Ocean Optics製近赤外ファイバーマルチチャンネル分光器「Flame-NIR」の販売を開始した(ニュースリリース)。

この製品は,非冷却InGaAsディテクタ搭載の近赤外用ファイバーマルチチャンネル分光器。オーシャンオプティクス製の可視光領域スタンダードモデル,「Flame」と同じサイズで設計されており,二台を組み合わせ,OPwave+分光器制御用ソフトウェアを用いることで,省スペースの紫外~可視~近赤外領域測定が可能になる。

また,ユーザ側でスリットの交換が可能なため,1台の分光器で測定に応じた波長分解能,スループットを選択できる。

同社は今後,この製品を近赤外域の発光測定のみならず,食品の品質管理,医薬品の成分測定等の分野に注力して販売していくとしている。

主な特長は以下の通り。
・ 低価格・取り扱い簡便
・ コンパクト(89×63×34:L×W×H/265g)
・ ユーザ交換可能なスリット
・ 高い熱安定性
アプリケーション:
・ 穀物,飼料,食用油など,食品の品質管理
・ 医薬品の成分測定など
・ 水分測定