【OPIE’16】MIC,ハンディサイズの8K内視鏡を展示

メディカル・イメージング・コンソーシアムは,OPIE’16にて片手で操作可能な8K硬性内視鏡の試作機を展示している(ブースNo.J-21)。

同コンソーシアムでは,3年前に8K内視鏡の試作機を完成させており,昨年には胆のう摘出手術に成功するなど臨床試験も進めてきた。一方で,このときの8K内視鏡は重さが2200グラムもあり,助手が二人がかりで保持と操作をする必要があったほか,明るさも不足していた。

今回,450グラムと大幅な小型化に成功した試作機を完成させた。従来の8K内視鏡はテレビ放送用機材をベースに開発されていたため,今回は内視鏡に不要な部品をそぎ落とし,信号処理基板やOE変換モジュールを小型化。さらに冷却機構の見直しなどの工夫により,今回のサイズを実現したという。さらにタムロンが製作した鏡筒も130mmと約半分に短くなり,医師が一人でも十分に取り回しができるようになった。

CMOSはブルックマンテクノロジー製で,内視鏡用途として最も高画質が期待できるものを採用し,感度は4倍に向上した。また,8Kモニターも従来は映像制作向けのものを使用してたが,今回は内視鏡用途向けにパナソニック液晶ディスプレイの8Kパネルを使ったものをアストロデザインが新たに製作。こちらも大幅に明るさが増している。

今後は鏡筒に照明を組み込むなどの改良を進めると共に,近いうちに臨床実験を行ない,早ければ年内に製品化したい考えだ。

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