日板,米のHUD向けフロントガラス工場に投資

日本板硝子(NSGグループ)は,米国ケンタッキー州バーセールズの自動車用ガラス工場に750万米ドルを投じて,最新技術による製造プロセス刷新に着手することを決定したと発表した(ニュースリリース)。

着工は本年春を予定し,フロントガラス(合わせガラス)製造用に最新の高精度プレス(APBL)設備を導入する。これは複雑形状で面精度の高いフロントガラス製造のために開発された,同社独自技術による高精度プレス工法は,ヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)に対応するフロントガラス製造の中核技術となるもの。

今回の取り組みは,自動車用ガラス市場の現在と将来の顧客需要に応えるNSGグループのグローバルな施策の一例であり,HUDなどの運転支援システム関連技術の進歩により,高面精度のニーズに応えていくとしている。

今回の投資計画はケンタッキー州政府経済開発融資機構による支援も得ており,これにはバーセールズ工場での新設備設置と既存設備改修が含まれる。NSGグループのPilkington North America, Inc.が操業する同工場は1987年の設立で,従業員は約300名。

その他関連ニュース

  • 旭硝子,導光板用ガラスの大量生産を開始 2017年08月02日
  • システムズエンジ,自動車向け校正用標準反射板を発売 2017年08月01日
  • パナ,赤外線センサーとカメラによる眠気制御技術を開発
    パナ,赤外線センサーとカメラによる眠気制御技術を開発 2017年07月27日
  • NEDOら,世界で初めてガラスやシリコーンの基本構造を解明 2017年07月27日
  • 東芝の自動車向け画像認識プロセッサ,デンソーが採用 2017年07月26日
  • エンシュウ,トヨタにレーザークラッディング装置を納入 2017年07月12日
  • 東大,ガラス内部のミクロな雪崩現象を解明 2017年06月30日
  • システムズエンジ,車載カメラ校正向けスペクトル調整可能光源を発売 2017年06月26日