リコー,24時間連続使用可能な全天球カメラを発売

リコーは,24時間連続で360°の全天球ライブストリーミングが可能となるカメラ「RICOH R Development Kit」のプレオーダーを2月27日より開始した(ニュースリリース)。出荷は2017年5月頃を予定している。

この製品は,同社独自の全天球映像技術を活用し,2K解像度で30fpsの全天球ライブストリーミングを可能にする。全天球映像の標準フォーマットであるEquirectangular Projection Formatへの合成は,カメラ内でリアルタイムに行なわれる。

映像はHDMI®またはUSBにより出力され,ACアダプターを使用し24時間の連続稼動が可能。薄型・軽量ボディでありながらマイクロSDカードへの映像記録も可能。また,カメラをUSB経由でコントロールするためのAPIを公開し,パソコン向けの映像コントロールツール「RICOH Rコンソール」のソースコードはGitHubを通じて公開する。

これにより,エンターテインメント以外にもテレイグジスタンス技術やコンピュータービジョンの分野など幅広く活用できるという。

その他関連ニュース

  • IDS,コンパクトなオートフォーカスカメラを開発 2024年02月05日
  • エビデント,顕微鏡用デジタルカメラを発売 2024年01月24日
  • 阪大ら,希少行動を撮るバイオロギングデバイス開発 2024年01月19日
  • エドモンド,防水保護のIP67等級5GigEカメラを発売 2023年12月20日
  • Basler,短波赤外カメラに画素欠陥修正機能を追加 2023年11月24日
  • ソニー,フルサイズ/グローバルシャッターミラーレス発売 2023年11月09日
  • 阪大,被写界深度の深いレンズレスカメラを開発 2023年10月11日
  • ALAN,世界初の水中フュージョンセンサ技術を開発 2023年10月10日