【OPIE’17】紫光技研ら,水銀フリー紫外線面光源を出展

紫光技研と富士通特機システムは高出力・大面積均一照射が可能な水銀フリー紫外線面光源「UV-SHiPLA」の販売を開始した。光技術総合展示会「OPIE’17」の「赤外・紫外応用技術展」にて展示する(ブースNo.E-27)。

プラズマ技術を応用した面光源で,短波長側の深紫外(DUV)領域でその特長を発揮する。発光面サイズ・形状,波長帯域を応用に合せてカスタマイズが可能。

(1)殺菌向け「SK-BUVC」は,殺菌効果曲線にマッチした中心波長258nm,半値幅50nmの広帯域UVC面光源。短波長220nmからの発光が強い殺菌力を発揮する。8×6cm面光源モジュールは200mWの高出力を均一照射でき,放熱も容易。曲面形状のフレキシブル型も取り揃える。

(2)超狭帯域(中心波長311nm,半値幅1nm以下)に照射エネルギーを集中させた「SK-NUVB」は,安定した照射が光線治療応用に適している。医療向け超狭帯域UVB蛍光体を用いた8×12cm面光源モジュールは300mWの高出力で,これを多数並べることで全身を覆う広い面積への均一照射が可能となる。

配列したチューブ発光素子を電極基板に貼り付ける構造であり,フレキシブル基板を用いれば,光源面の湾曲化や円筒加工が可能となる。対象物に合せて周囲から取り囲むような陰のない照射が可能。

また,UVC,UVB,UVAの各波長帯で広帯域の紫外光を実現しているため,従来は水銀ランプ固有の線スペクトルに合わせていた波長の制約が無く,紫外光から可視光領域まで漏れなくカバーできる。

さらに,電源投入後すぐにフルパワー・安定発光状態となるので,必要な時だけ瞬時に点灯させる使い方が可能。不要な紫外線照射を抑え,省エネ運転を実現できるとしている(会社HP)。

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