富士フイルム,レーザー光源内視鏡の新製品を発売

富士フイルムは,光源に波長の異なる2種類のレーザーを用いた内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」シリーズの新たなラインアップとして,「LASEREO 7000システム」を2017年5月15日より,富士フイルムメディカルを通じて発売した(ニュースリリース)。

「LASEREO」は,波長の異なる2種類のレーザー光の発光比率を変え,粘膜表層の微細な血管や構造などを強調して表示する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」や,画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」などにより,微小な病変の観察をサポートする内視鏡システム。2012年9月の発売以来,特に早期がんに特徴的な粘膜表層の微細血管などの変化の観察で評価を得ている。

この製品は,プロセッサー「VP-7000」とレーザー光源装置「LL-7000」で構成される内視鏡システム。同社のレーザー制御技術をさらに進化させることで,粘膜表層の血管や構造の観察に適したBLI機能を使用して中景・遠景を観察する際の観察画像の明るさを向上させた。視認性を高めることで,より精細な観察をサポートする。

ワイドモニターに対応し,検査画像を大画面で観察することができるようになった。また,従来は,スコープ操作部のスイッチの設定内容などの情報が画面上に点在して表示されていたが,画面の右側にまとめて表示されるようになり,必要な情報が探しやすくなった。さらに,検査中に撮影した直近4枚の画像もインデックスとして画面の右端に表示し,画面を切り替えることなく,撮影画像をスムーズに参照することができる。

この製品は,直感的な操作性を実現した,同日発売の下部消化管用細径スコープ「EC-L600MP7」を始め,これまでに提供しているすべてのLASEREO用スコープに対応している。

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