国立科学博物館,2017年度未来技術遺産を発表

国立科学博物館 産業技術史資料情報センターは,2017年度登録「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」を発表した(詳細ページ)。

同博物館では,わが国の科学技術(産業技術を含む)の発展を示す貴重な科学技術史資料や,国民生活,経済,社会,文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料の保存と活用を図るための調査研究を産業界・学協会と協力して従来から行なっている。

これらの資料は,近年の科学技術の急速な発展,技術革新や産業構造の変化の中でその本来の意義が見失われ,急速に失われようとしているため,そのような資料の保存を図り,科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として,重要科学技術史資料の登録制度を実施している。

今年度登録された15の資料のうち,光学関連のものとして「36型 HD(ハイビジョン)トリニトロンテレビ KW-3600HD」(ソニー),「フジカラーREALA」(富士フイルム),「NE式携帯用写真電送装置」(NEC)の3つが選ばれた。

このうち「KW-3600HD」は最初期の家庭用高輝度ハイビジョン受像機,「フジカラーREALA」は世界初の第四の感色層を有するカラーネガフィルム,「NE式携帯用写真電送装置」は世界最高性能の国産写真電送装置として,その価値が評価された。

その他関連ニュース

  • 阪大の舘林潤氏,レーザー学会奨励賞を受賞 2018年06月15日
  • 電通大の戸倉川氏,レーザー学会奨励賞を受賞 2018年06月04日
  • 分子研 岩山氏,EUV研究で原子衝突学会若手奨励賞を受賞 2018年05月22日
  • 全国発明表彰,有機EL材料や位相差AFなど受賞 2018年05月18日
  • パナ社員,CD/DVDピックアップの開発で紫綬褒章を受章
    パナ社員,CD/DVDピックアップの開発で紫綬褒章を受章 2018年05月01日
  • 明電舎,フレキシブルデバイス向け常温成膜技術を開発 2018年04月20日
  • ソニーグループ社員,CMOS開発で科学技術賞を受賞 2018年04月10日
  • 第10回レーザー学会産業賞が決定 2018年04月02日