富士フイルム,シネマレンズでエミー賞受賞

富士フイルムは,米テレビ芸術科学アカデミー(The Academy of Television Arts & Sciences : ATAS)より,「シネマ用ズームレンズの開発」で,「2017年 エミー賞」を受賞した(ニュースリリース)。

「エミー賞」は,1948年に「米国テレビ芸術科学アカデミー」によって設立されたものであり,放送業界における技術の発展に突出して貢献した企業や団体,個人に対して授与される,業界で最も権威のある賞。

今回の受賞は,圧倒的な描写力を実現するシネマ用ズームレンズの開発に対して,高度な光学技術が世界中の映画・テレビ番組・CM制作などの現場で認められ,高画質化や映像表現の進化に貢献してきた功績が高く評価されたもの。

富士フイルムのエミー賞の受賞は,1982年の「映画用フジカラーネガフィルムA250の開発」,1990年の「メタルテープ技術の開発」,1996年の「CCD化に対応したレンズの開発」,2005年の「ハイビジョン化に対応した高性能レンズ」,2009年の「放送用レンズの世界初オートフォーカスシステム『プレシジョン・フォーカス』」に続き,今回で6度目。

その他関連ニュース

  • 【OPIE】朝日ラバー,LED用シリコーンレンズ登場 2024年04月24日
  • 【OPIE】山本光学,レーザー保護めがねを展示 2024年04月24日
  • 第16回レーザー学会産業賞が決定 2024年04月02日
  • 日本学士院,日本学士院賞授賞を光研究2件に授与 2024年03月13日
  • セブンシックス,パルスレーザーで発明功労賞を受賞 2024年03月13日
  • 三菱電機,半導体レーザーで大河内記念生産賞を受賞 2024年03月01日
  • Optica,伊賀健一氏にアイヴス・クイン賞を授与 2024年02月26日
  • NINS,集積レーザーのハイティラをベンチャー認定 2024年02月26日