九大,燃料電池と太陽電池を融合する触媒を開発

九州大学研究グループは,田中貴金属工業との共同研究により,燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功した(ニュースリリース)。

次世代の電池として,燃料電池と太陽電池はこれまで別々に開発されてきた。研究では,「自然界の水素酵素と光合成の機能を融合した新しい触媒」を開発した。

研究グループは,自然界からヒントを得て,光がない時(夜間)は,「水素」を電子源とする水素酵素のごとく,光がある時(昼間)は「水」を電子源とする光合成のごとく駆動する触媒・電池の開発を思いついた。

この触媒を用いると,「水素をエネルギー源として燃料電池が,水と光をエネルギー源として太陽電池が駆動する」ことを見出した。この成果はエネルギー研究の分野において格段の発展と波及効果をもたらす可能性があるとしている。

その他関連ニュース

  • 東工大,低濃度CO2を資源化できる新触媒を発見 2018年12月05日
  • 筑波大ら,太陽光の効率的なアップコンバージョン過程を解明 2018年11月16日
  • 工繊,低温ガラスの水滴凍結抑制を解明 2018年11月15日
  • 千葉大ら,燃料電池反応を活性化する電極反応場を発見 2018年11月07日
  • ⽇板,太陽電池パネル⽤ガラスの⽶⼯場増設地を決定 2018年10月24日
  • OISTら,長寿命のペロブスカイト太陽電池を開発 2018年10月02日
  • 理研ら,太陽電池駆動の皮膚貼付け型心電計測デバイスを開発 2018年09月27日
  • 京大,再現性と効率の高いペロブスカイト成膜法を開発 2018年09月07日