九大,燃料電池と太陽電池を融合する触媒を開発

九州大学研究グループは,田中貴金属工業との共同研究により,燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功した(ニュースリリース)。

次世代の電池として,燃料電池と太陽電池はこれまで別々に開発されてきた。研究では,「自然界の水素酵素と光合成の機能を融合した新しい触媒」を開発した。

研究グループは,自然界からヒントを得て,光がない時(夜間)は,「水素」を電子源とする水素酵素のごとく,光がある時(昼間)は「水」を電子源とする光合成のごとく駆動する触媒・電池の開発を思いついた。

この触媒を用いると,「水素をエネルギー源として燃料電池が,水と光をエネルギー源として太陽電池が駆動する」ことを見出した。この成果はエネルギー研究の分野において格段の発展と波及効果をもたらす可能性があるとしている。

その他関連ニュース

  • 京大,再現性と効率の高いペロブスカイト成膜法を開発 2018年09月07日
  • 都産技研ら,安定供給可能な有機薄膜太陽電池材料を開発 2018年08月22日
  • 東芝のペロブスカイト太陽電池,変換効率世界一を達成 2018年08月21日
  • 2030年,新型・次世代太陽電池市場は2,433億円に 2018年07月27日
  • 理科大 吉野氏,光がかかわる触媒化学シンポで優秀ポスター賞受賞 2018年07月11日
  • 名大,PV用シリコン結晶欠陥の3次元分布を可視化 2018年06月26日
  • 東工大ら,窒化銅で高性能な窒化物半導体を開発 2018年06月22日
  • NEDOら,大面積/高効率ペロブスカイト太陽電池を開発 2018年06月18日