ニコン,非破壊検査・非接触計測装置のデモルームを開設

ニコンインステックは,産業機器事業の非破壊検査装置,非接触三次元測定機の認知度向上と売上拡大を主な目的として,2017年10月11日,横浜市栄区にデモンストレーション施設を開設した(ニュースリリース)。

これらの製品は,世界的に市場の拡大が期待されており,今回,日本を中心としたアジア地域の顧客に,製品に触れてもらう機会をよりいっそう提供するために,新しい施設の開設を決定した。設置する非破壊検査装置,非接触三次元測定機の設置品目は随時入れ替わる。

この施設には,航空機の機体部品や自動車のホワイトボディなど,大型構造物の非接触計測が可能な「Laser Radar」を設置している。また,製品ごとに個室を設けているので,機密性の高い被検物を安心して持込める。

その他関連ニュース

  • SCREEN,基板向けAI検査計測ソリューションを設立 2024年01月29日
  • 中大ら,CNT型のMMW-IRセンサで非破壊検査 2024年01月22日
  • 日立ハイテク,高精度電子線計測システムを発売 2023年12月13日
  • NIIら,フジタの肌質感を蛍光スペクトル解析で解明 2023年11月28日
  • 名大,赤外分光でキウイの軟化過程を高精度に評価 2023年11月27日
  • 北大ら,光で地中の有機物など推定する手法を開発 2023年08月04日
  • 島津,X線検査装置の直交CT撮影オプションを発売 2023年07月24日
  • 東北大,放射光で蓄電池劣化過程を非破壊追跡 2023年07月19日