ニコン,中国生産拠点の操業を停止

ニコンは,10月30日開催の取締役会において,連結子会社である Nikon Imaging(China)Co., Ltd.(NIC)の操業を停止することを決定した(ニュースリリース)。

同社は,2002年6月,中国江蘇省無錫市にNICを設立し,デジタルカメラ,デジタルカメラ用ユニットの製造を行なってきた。しかしながら,スマートフォンの台頭により,コンパクトデジタルカメラ市場は急速に縮小しており,NICの稼働率が著しく低下,操業を継続することが極めて困難となっていた。

同社では2016年11月に発表した「構造改革プラン」において,グローバル規模での生産体制最適化について議論を重ねてきており,その結果,NICの操業を停止することを決定した。今後,NICの解散および清算に向けた諸手続きを開始する予定。この措置に伴い今期に発生する一時費用は,現時点において70億円程度(税金費用含む)を見込む。

同社は映像事業における構造改革の施策として,従来以上に高付加価値製品に注力していく。中国は世界で最も重要な市場のひとつであるとの位置づけに変わりないとし,上海市にある映像事業の販売子会社 Nikon Imaging (China) Sales Co., Ltd. (NICS)の業務を通じて商品の販売とサービスを継続する。

また,中国におけるNIC以外の生産および販売子会社に関してもNICS同様,業務を継続し,中国でのサービスや事業をさらに積極的に展開していくとしている。

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