パイオニアの3D-LiDAR,オープンソースに対応

パイオニアが開発を進めている走行空間センサー「3D-LiDAR」が,名古屋大学発ベンチャーのティアフォーの自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」に対応した(ニュースリリース)。

この対応は,ティアフォーが「Autoware」で同社製「3D-LiDAR」の信号を処理するためのドライバソフトウェアを開発したことで実現した。これにより,「Autoware」を採用している企業や研究機関が行なう自動運転の実験において,同社製「3D-LiDAR」の活用も可能となる。

「Autoware」は,名古屋大学,長崎大学,産業技術総合研究所などが共同開発した世界初の自動運転システム用オープンソースソフトウェア。既存の車両やセンサーなどと組み合わせて自動運転システムを構築できるため,自動車メーカーをはじめとする多くのメーカーや,大学などの研究機関で採用されている。

「3D-LiDAR」は,遠方の物体までの高精度な距離の測定や,物体の大きさを検出できるセンサーで,物体形状の把握も可能なため,自動運転に不可欠なキーデバイスと言われている。同社は,2020年以降の量産化を目指し,高性能で小型,低コストな「3D-LiDAR」の開発を進めており,本年9月より,国内外の自動車メーカーやICT関連企業などへサンプル供給を開始している。

今後同社は,「Autoware」を採用している企業や研究機関などへ「3D-LiDAR」のサンプルを供給するなど,自動運転関連の開発を推進していく。

その他関連ニュース

  • Cepton,独自方式のLiDARをデモ 2018年07月13日
  • 三菱電機,仏空港から気象ドップラーライダーを受注 2018年07月13日
  • 水中光無線/LiDARを目指すALANコンソーシアムが始動 2018年07月12日
  • パナ,TOF方式長距離画像センサーを解説 2018年07月04日
  • 芝浦工大,LiDARの識別性能を向上させる技術を開発 2018年07月04日
  • 自動運転向けLiDAR市場,2030年に4,959憶円へ 2018年06月29日
  • パナ,高感度TOF方式長距離画像センサーを開発
    パナ,高感度TOF方式長距離画像センサーを開発 2018年06月19日
  • Quanergy,ソリッドステートLiDARを発表 2018年06月07日