AGC,ESO望遠鏡の分割鏡コーティング設備を供給

AGCグループは,European Southern Observatory(ヨーロッパ南天天文台,ESO)と同天文台の建設する世界最大光学望遠鏡,欧州超大型望遠鏡の分割鏡コーティング設備の供給契約を締結した(ニュースリリース)。

GCグループの中核企業であるAGCガラス・ヨーロッパ社は,欧州超大型望遠鏡の分割鏡の製造に使用されるマグネトロン・スパッタリング・コーティング設備の供給契約をESOと締結した。ESOが建設する欧州超大型望遠鏡は,アタカマ砂漠(チリ)に設置される。

欧州超大型望遠鏡は798枚の分割鏡から構成される口径39mの巨大な分割主鏡を備え,宇宙から光を集め,新たな銀河の発見や系外惑星の研究,遠い宇宙のその他の天体や現象の調査を可能にする。

AGCガラス・ヨーロッパ社の提供する設備は,分割鏡の銀層に2層のコーティングを行ない,砂嵐などの厳しい気象から分割鏡の銀層を保護する。同社は,チリのパラナル天文台にある欧州超大型望遠鏡の技術施設で,マグネトロン・スパッタリング・コーティング設備の設計,製造,組立,委託業務を行なうという。

その他関連ニュース

  • 京産大,新星爆発を高分散・線偏光分光観測で解明 2019年02月15日
  • 極地研ら,オーロラ爆発で低高度に侵入した電子を観測 2019年02月12日
  • 東大ら,急増光の星から多数の有機分子を発見 2019年02月06日
  • 京大ら,太陽系の果てに極小の始原天体を発見 2019年01月30日
  • 京大ら,極超新星に超高速成分を発見 2019年01月21日
  • 神大,金星の雲に巨大な筋状構造を発見 2019年01月10日
  • 東大ら,惑星観測用多色同時撮像カメラを開発 2018年12月18日
  • 神大ら,赤外線観測で小惑星に水を発見 2018年12月18日