JAI,プリズム分光式4Kラインスキャンカメラを発売

ジェイエイアイコーポレーション(JAI)は,3CMOSプリズム分光式カラーラインスキャンカメラの新製品「SW-4000T-MCL」を発表した(製品ページ)。

この製品は,入射光をRGB各波長帯へ正確に分光する高品位の光学プリズムアセンブリ上に,4K(4096画素)解像度を持つ専用設計のCMOSラインセンサを3枚搭載したハイエンドラインスキャンカメラ。

非補間24ビットRGB出力における最大ラインレート67.7kHz(67,700ライン/ 秒)を実現。従来の同等製品の4倍の速度で,市場のプリズム分光式とトライリニア式製品を含めても最速レベルとなっている。

画素サイズ7.5×7.5µmの3枚のCMOSセンサはそれぞれが各モードに対して隣接する2つのラインを持ち,水平,垂直,または水平垂直両方のビニングが可能。さらに,垂直時は一つのノードで2画素分の電荷を読み取る画素構造(ディフュージョンノード)を採用しているため,1画素分の読み取りノイズで2画素分の信号を取り出すことができる。

このカメラはRGB標準形式をsRGBやAdobe RGBだけでなく,HSIやCIE XYZへ変換することもできる。さらにこの機能はプログラマブルになっており,ユーザーが変換テーブルを定義して特定の目的に適した色空間変換をカスタムで設定することも可能。

他にも基本機能として,ゲインコントロール,黒レベル補正,マニュアル/自動ホワイトバランス調整,シェーディング補正,PRNU/DSNU補正,色収差補正を備えている。

インターフェースはGenICamとGen-CP対応のCamera Linkで,端子はMini Camera Linkを採用。出力フォーマットはRGB8とRGB10に対応し,Camera Linkコンフィギ ュレーションはBase/Medium/Full/Decaをサポートしている。

Camera Linkインタフェースに加え,ヒロセ電機製の12ピンコネクタと10ピンのAUXコネクタを備え,合計3本のTTL入力,Opto-Isolated入力1本,TTL出力4本を用意。レンズマウントはFマウントまたはM52マウントから選べる。

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