2018ノーベル物理学賞,光ピンセットと超高強度・超短パルスレーザーに

2018年のノーベル物理学賞2018は,米国のArthur Ashkin氏,フランスのGérard Mourou氏,カナダのDonna Strickland氏の3人が受賞した(ノーベル財団HP)。

Arthur Ashkin氏は「光学ピンセットの発明と生物学システムへの応用」,Gérard Mourou氏とDonna Strickland氏は,「高強度・超短パルス光の生成」での受賞となった。

賞金の900万スウェーデンクローナ(約1億1,400万円)は,Arthur Ashkin氏が半分を,Gérard Mourou氏とDonna Strickland氏が残りの四分の一ずつをそれぞれ受け取る。

Arthur Ashkin氏は,レーザーによる粒子の補足について1970年に発表。また,Gérard Mourou氏とDonna Strickland氏は,チャープパルス増幅(CPA)を1980年代の中頃に発明している。

なお,月刊OPTRONICSでは11月号より,Gérard Mourou氏がレーザー加速の先駆者として知られるカリフォルニア大学アーバイン校・田島俊樹氏と共著している論文「Laser acceleration」の翻訳解説を全9回にわたって掲載する。Inteviewでは,国内の光ピンセット研究の第一人者で,台湾 国立交通大学講座教授の増原宏氏への取材を掲載する。

下は,光技術展示会OPIEで行なっている,電気通信大学教授の米田仁紀氏による,レーザーピンセットを自作するセミナーの解説動画。

新着記事

  • 【訃報】宮崎大学名誉教授の黒澤宏氏死去 2019年04月22日
  • KEKら,機械学習でX線吸収スペクトル解析を自動化
    KEKら,機械学習でX線吸収スペクトル解析を自動化 2019年04月19日
  • 浜ホト,世界最高出力産業用パルスレーザーを開発
    浜ホト,世界最高出力産業用パルスレーザーを開発 2019年04月19日
  • 東北大ら,高温・大気中で安定なn型混合導電体を開発 2019年04月19日
  • JSTとAMED,2019年度の目標決定と課題の公募を開始
    JSTとAMED,2019年度の目標決定と課題の公募を開始 2019年04月19日
  • 阪大,セルロースの固有複屈折を解明 2019年04月18日
  • 住友化学,米企業と光学フィルムなどを開発 2019年04月18日
  • 技科大ら,光合成に黄緑色光を使うための光スイッチを発見 2019年04月18日