【CEATEC2018】サイバックス,高効率LEDレンズ設計技術を開発

試作したデスクライト

サイバックスは,ナノインプリント事業で培った光シミュレーションを応用した新たな照明用レンズ設計サービスを開始し,CEATECにてこの技術により設計したデスクライトを展示した。

同社はナノインプリントを応用して高効率な照明光学系を提供してきた。そこにおいては,例えば液晶テレビの直下型LEDバックライトなどでは,薄型を実現するための広配光角や均一な照度分布が求められてきた。

従来の照明と比べて照度の均一性が高い

こうした経験を活かし,社内のリソースを用いた独自のシミュレーション技術により,これまでにない,新しい発想の光学設計が可能になったという。

高効率を実現するためにLEDとレンズの距離を縮め,殆どの光をレンズに取り込むことで必要な部分だけに集中して光を照射するような設計が可能。90%近い光の利用効率を実現した。

均一な照度分布と高い効率

また,光を遠方に照射するための疑似平行光を作り出すのに,従来は困難であった1枚のレンズによる配光を可能にした。逆に,超広角の要求にも応えるという。

さらに,従来の照明器具は照射範囲の中心から離れるにしたがって暗くなっていたが,この光学設計技術によるレンズでは,一灯で照射範囲の殆どで均一な照度を得ることに成功している。逆に,任意の配光分布を作り出せる可能性もあるという。

光源がLEDになって以降,光学設計のセオリーも変わり,照明器具の設計に苦労している企業は多いと聞く。同社はこうしたニーズを汲み,コンサルから設計・量産までに対応するとしている。

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