NEC,照明事業より撤退

NECは,2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」の一環として,照明事業を譲渡すると発表した(ニュースリリース)。

同社は,照明事業を行なうNECライティングの全事業を,日本みらいキャピタルが助言する投資ファンドが全額を出資する新会社に吸収分割により承継(譲渡)する。譲渡時期は2019年4月1日を予定。なお,同社は譲渡対価として新会社の5%分の株式を受領する。

同社は1952年の蛍光ランプの量産開始から60年以上にわたり照明事業を継続してきた。しかし,近年,照明市場は蛍光灯に比べて製造が容易なLED照明への急速な移行に伴い,競争が一層激化している。現在同社はICTを活用して社会インフラを高度化する社会ソリューション事業に注力しており,機動的な事業運営による収益体質への変革に取り組むためにも今回の措置となった。

これに伴い,2,170名の希望退職者を含む約3,000名の人員が減少する見込み。この施策の実施に伴い発生する費用は約200億円を見込んでおり,2019年3月期第3四半期連結決算において事業構造改善費用として計上する予定。なお,この費用については2019年3月期の連結業績予想に織り込み済だとしている。同社はこれらの施策による収益の改善効果により,年度換算ベースで約240億円を見込む。

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