パイオニア,上場を廃止し海外ファンド傘下へ

パイオニアとベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)は12月7日,BPEAによるパイオニアへの770億円の出資,および現株主からの約250億円での株式買い取りによる「パイオニア再生プラン」に合意したと発表した(ニュースリリース)。

「パイオニア再生プラン」は,今後の事業運営に必要不可欠な運転資金を確保し,加えてBPEAの経営支援を得ることで,パイオニアの安定的な事業継続に対する不安を払拭し,事業運営の安定を実現するための計画。

キャッシュフローの悪化に直面している現状のパイオニアは財務基盤の立て直しが急務となっており,このプランが2019年1月25日に予定されている臨時株主総会で承認され次第,BPEAは770億円の出資(520億円の金銭出資および既に提供済の250億円のデット・エクイティ・スワップ)を行ない,パイオニアは事業運営に必要不可欠な運転資金を確保する。

パイオニアは早期に抜本的な組織体制および事業ポートフォリオの再構築を実行することが必要不可欠であり,短期的に利益を確保することは難しいことから,株式の非公開化が望ましいとの結論に至った。この措置によりパイオニアの株式は非公開化され,BPEAの100%子会社となる。

今回出資を行なうBPEAは,本社を構える香港のほか,北京,デリー,東京,シンガポール等に拠点を持つ,アジア最大級のプライベート・エクイティ・ファンド。運用資産額は160億米ドルを超える。

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