和歌山工技センター,アップコンフィルムを開発

和歌山県工業技術センターは,空気中でも安定して「低いエネルギーの光」を「高いエネルギーの光」に変換する「光アップコンバージョン」フィルムを開発し,特許を取得した(ニュースリリース)。

これまでにも「光アップコンバージョン」という現象は報告されていたが,一般的には,液体中や半固体など空気に触れない状況下で起こる現象だったため,実用化が難しい技術だった。

今回,同センターはポリビニルアルコールフィルム中に「光アップコンバージョン現象を起こす材料」を閉じ込め,独自の技術でフィルムを伸ばすことにより,空気中でも安定して光アップコンバージョン現象を起こすフィルムの開発に成功した。

同センターは,この研究は大面積化が可能なことに加え大気中で容易に作製が可能であり,将来的には太陽電池や省エネフィルムなどへの応用が期待されるとしている。

その他関連ニュース

  • 京大,負の屈折率温度係数を持つ材料を発見 2019年07月23日
  • 東芝,AIで高精度に太陽光発電量を予測 2019年07月17日
  • NEDOら,太陽光発電の設置ガイドラインを公開 2019年07月09日
  • 東大,ペロブスカイト太陽電池で変換効率20.7% 2019年07月08日
  • NEDOら,太陽電池搭載車の公道走行実証開始 2019年07月04日
  • 金工大ら,災害時用太陽光発電・給湯ユニットを開発 2019年06月26日
  • MHIET,太陽光など使う自立給電システムを開発  2019年06月25日
  • 東大ら,ナノチューブに光起電力効果を発見 2019年06月20日