ニコン,マルチレーザー金属加工機を発売

ニコンは,光加工機「Lasermeister 100A」を発売する(ニュースリリース)。標準価格3,000万円(税別,仕様により異なる)。受注開始は2019年4月。

光加工機とは,同社独自の金属加工機で,造形・肉盛りといった金属3Dプリンターの要素から,マーキング,接合,さらには研磨まで,レーザーによるさまざまな金属加工を高精度で容易に行なうことができる。

この製品は,ものづくりに新たな市場と産業を創出することを目的に開発した。同社は,長年に渡って,半導体露光装置の開発,製造,販売を行なっており,っそこで培われた高度な光利用技術と精密制御技術を活用することで,高品質・小型化・低価格化を実現したという。

この製品の主な特長は,多種多様な金属加工ができるほか,高さ1.7m,床面積約0.64m2と,設置場所の省スペース化を実現。加工現場はもちろん,企業や学校の研究施設,一般的なオフィスなどさまざまな場所への導入が可能とする。

また,この製品は「誰にでも使える金属加工機」をコンセプトに開発。一般的な金属加工機で行われる「段取り」と呼ばれる手間のかかる準備作業を必要とせず,加工対象を自動で認識し,自動で加工を開始する。

第三者認証機関による多数の安全規格の評価も受け,レーザー光や機械的な接触に対する安全性のみならず,金属粉体の爆発性に対しても十分な安全性を確保し,初心者でも利用できるという。装置質量は310kg,最大加工寸法は297x210x200mmとしている。

この製品の発売にあたり,同社熊谷製作所内に「Lasermeister Technology Center」を開設。ここは金属加工を実際に体験でき,技術相談も受け付ける。なお,施設利用は事前予約が必要となる。

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