DNP,車載ディスプレー向け加飾パネルを開発

大日本印刷(DNP)は,木目柄や幾何学柄などの高意匠加飾と,必要な時だけディスプレーや操作スイッチなどを表示できる光学性能を融合し,先進的なシームレスデザインを実現する次世代加飾パネルを開発した(ニュースリリース)。

近年,自動車の内装は多機能化が進むことで,ディスプレー,操作スイッチ,計器などが増えてきている。その結果,これらの機器が煩雑に配置されることでデザイン性が損なわれてしまうという課題が生まれている。同社はさらに,自動運転等の技術が進むことで車内は居住空間化し,快適性の観点から,よりデザイン性が求められると予想する。

そこで今回,通常は加飾パネルだが,必要に応じてディスプレーや操作スイッチなどを表示できる次世代加飾パネルを開発した。加飾と表示機能を一体化することにより先進的なシームレスデザインを実現し,車内空間の新しいコンセプトを提供するという。

この加飾パネルは,同社の住宅建材や自動車内装で培ってきた加飾フィルム技術・ノウハウと,独自の光学技術を組み合わせることで,加飾パネルに必要な時だけ鮮やかな映像を映し出すという,従来困難だった表現を可能とした。たとえばこの加飾パネルにタッチパネル機能を付与することでカーナビゲーションやスイッチなどを操作することもできる。

同社は今後,この加飾パネルを国内外の自動車メーカーに提供するとともに,自動車以外の住宅や商業施設など,建設業界や家電業界等にも展開し,2025年までに年間で50億円の売上を目指す。なお,この加飾パネルは,「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」(パシフィコ横浜,5月22日~24日開催)の同社ブースで紹介している。

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