AGC,ガラスに挟んだ両⾯ディスプレーを発売

AGCは,複層ガラス内に超薄型両面ディスプレーを挟み込む技術を新たに開発した(ニュースリリース)。

「infoverre®」は,同社開発の樹脂と貼合技術を用い液晶ディスプレーをガラスに直接貼合した,ガラスサイネージ製品。ガラスに直接液晶ディスプレーを貼り合わせているため視認性が良く,空間に浮かんだようなデザインが特長。また液晶ディスプレーを支える設備や排熱用ファンが不要なため,薄型で通行動線を邪魔することもないという。

今回開発した製品は,同社の持つ複層ガラス製造技術と「infoverre」商品開発および製造技術を組み合わせ,厚さ12mmから16mmの複層ガラスの内側に超薄型両面ディスプレーを挟み込むことを実現した。

密閉されたガラスの中に両面ディスプレーが挟み込まれているため,ガラス両面に映像を表示するだけでなく,ディスプレー故障の原因となる粉塵・噴煙の舞う建物入口や喫煙所などの厳しい環境や,列車の内装にも設置が可能になるとしている。

なお,この製品は2019年7月より「infoverre® PARTITION series」として製造販売を開始する予定。

その他関連ニュース

  • ショット,深紫外向けホウケイ酸ガラスを発売 2020年01月23日
  • パナ,4K液晶「電子黒板」を発売 2020年01月20日
  • AGC,厚さ9mm以下の両面ディスプレー開発 2020年01月10日
  • 東大,生命時間はガラスのように流れると実証 2020年01月09日
  • オハラ,加工性・耐久性を改善したガラス開発 2019年12月27日
  • 阪大ら,高分子ガラス状の分子振動の正体解明 2019年12月23日
  • パナ,透明ピラーの真空断熱ガラスを開発 2019年12月13日
  • 東大ら,ガラス形成物質の遅いダイナミクスに新知見 2019年12月11日