光響,モバイル3Dレーザースキャナーを発売

光響は,既に販売中のLiDARシステムとSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を組み合わせた,3次元データを高精度に計測・取得するモバイル3Dマッピングシステム「LiBackpack50」と点群処理ソフトウェア「LiDAR360 Full suite」及びSLAM補正ソフトウェア「Libackpack desktop」がセットとなった「バックパック型3Dレーザースキャナーセット」の販売を開始した(製品ページ)。価格は4,980,000円(ソフト込み,税抜き)。

パルスレーザー光の照射による物体からの反射時間を計測し,物体までの距離を求め,リアルタイム点群の取得と同時に自己位置推定・環境地図を作成。座標データを逐次蓄積し,後処理に特化させることで,従来製品と比べ,計測現場でのデータ処理の待機時間を短くするという。

RGBカメラやGNSS等,周辺機器を除いたシンプルな構成とすることで,電源を入れてすぐに計測を開始することが可能。これまでのLiDAR及びSLAMを用いた点群取得では,急勾配の多い森林・山間部では歩きながらの自己位置推定に大きな誤差が生じる場合があったが,補正処理ソフトウェアを導入することで,より高い精度で測定・マッピングができるとしている。

この製品の主な特長は以下のとおり。
・屋内外で高精度マッピング
・高効率な点群データ取得
・低価格
・車載及びポータブル等,マルチプラットフォーム
・優れた操作性

その他関連ニュース

  • 北陽電機,移動ロボット向け上位LiDARを発売 2020年07月03日
  • 京大ら,LiDAR用フォトニック結晶レーザー開発 2020年07月01日
  • キヤノン,100万画素SPADセンサーを開発 2020年06月25日
  • Livox,最長検出距離1kmのLiDARを販売 2020年06月22日
  • NEDOプロ,リアルタイムSLAM等エッジ技術を開発 2020年06月19日
  • 茨城大ら,LiDARでマヤ文明の大公共建築発見 2020年06月12日
  • 光響,バックパック型マッピングシステムを発売 2020年06月10日
  • 東芝,車両の動きを高精度で予測するAI開発 2020年06月08日