電気硝子,高屈折率・透過率ガラスを開発

日本電気硝子は,拡張現実(AR)や複合現実(MR)対応のスマートグラス用として,高い屈折率および内部透過率を備えた新しい基板ガラスの開発に成功した(ニュースリリース)。

ARやMRといった最先端技術の進化に伴い,スマートグラスは,次世代のコミュニケーションデバイスとして市場の拡大が期待されている。仮想映像を伝えるスマートグラス用基板ガラスには,より広い視野角を得るための高い屈折率や,より明るい映像を表示するための高い内部透過率が求められる。

今回,同社が新たに開発したガラスは,スマートグラス用基板ガラスとして世界最高とする屈折率2.0と内部透過率98%(波⻑500nm,厚さ10mm)を実現した。これらにより視野角が拡大し,より明るい映像表示が可能になる。

また,屈折率2.0を有する12インチウエハ基板としては世界最薄の0.3mmを達成し,薄型・軽量化および視認性の向上にも寄与するという。なお,この製品は,2019年10月15日~18日に開催される「CEATEC 2019」の日本電気硝子展示ブースに出展予定としている。

その他関連ニュース

  • JAXAら,ガラスにならない液体の構造解明 2020年06月02日
  • ショット,汚染に強いバイオリアクター窓を発売 2020年05月22日
  • 横国大,光架橋による3Dガラス造形インクを開発 2020年05月21日
  • AGCのガラスサイネージ,京阪電鉄車両に採用 2020年05月19日
  • 京大ら,水素イオンを伝導するガラスを合成 2020年05月15日
  • NTT-AT,inQsの太陽光発電ガラスを独占販売 2020年05月12日
  • ショット,折りたたみ可能な超薄ガラスを発表 2020年05月12日
  • 新潟⼤ら,ARの子どもの行動への影響を明示 2020年04月23日