ショット,治療用レーザーディフューザーを開発

独ショットは,レーザー光を極めて均一かつ効率的に放射し,80%を超える非常に高い光学効率で,より効果的な医療処置を可能にする高性能ガラスベースのディフューザーを開発した(ニュースリリース)。

このディフューザーは,発熱量を低く抑えながら,最大20Wの高出力スループットもサポートする。このスループットは,市場にある他のディフューザー素材よりも優れているという。

通常5mm~50mmの長さの円筒形のディフューザーは,最大500mW/cmの出力で,前面ではなく側面に光を放射する。指向性または断面放射プロファイルも可能。典型的な用途は,光線力学療法と光免疫療法という。

前面放射ディフューザーは,先端からのみ光を放射する。光学部品をファイバーと組み合わせて,特定の光の均一性またはビーム形状を実現できる。これらのディフューザーは,さまざまな医療用途に使用でき,カスタマイズされた形状はリクエストに応じて利用可能だという。

典型的な直径が0.3mm~1.0mmの球状ディフューザーは,先端がボール状のファイバーで構成されており,レーザーによる温熱療法に使用される。ショットのガラスベースの材料は,非常に均一な放射特性を提供し,最大20Wの電力をサポートする。

特許出願中のレーザー拡散材料は,円筒形,前面放射形,球形,特殊形状など,さまざまな形状で入手できるという。光線力学療法やレーザー誘発温熱療法などの光ベースの治療に最適なレーザー拡散器は,癌との闘いをサポートするとしている。