オハラ,加工性・耐久性を改善したガラス開発

オハラは,PHM領域の硝材で課題となる加工性・耐久性を改善させた研磨レンズ用光学ガラス「S-PHM52Q」を開発した(ニュースリリース)。

従来品「S-PHM52」と同等の光学性能(屈折率・アッベ数)を有し,レンズ加工における取扱い性を向上している。また,PHM領域の硝材は一般的にdn/dTの値が負の方向に大きい特徴を持っているが,この製品はdn/dTの値が0に近くなっており,温度ドリフトの影響を抑えた光学設計が可能となるという。

製品の特長は以下の通り。
(1)化学的耐久性向上
粉末法耐水性 1級
粉末法耐酸性 3級

(2)機械的耐久性向上
摩耗度 313

(3)dn/dTの値が0に近い
dn/dT(Dline40℃~60℃)-0.7×10-6/℃

(4)低比重(従来比)
比重 3.51

その他関連ニュース

  • 東北大ら,化学強化ガラスの残留応力を評価 2020年02月25日
  • 電気硝子,3Dプリンター用ガラスビーズを開発 2020年02月05日
  • ショット,深紫外向けホウケイ酸ガラスを発売 2020年01月23日
  • 東大,生命時間はガラスのように流れると実証 2020年01月09日
  • 阪大ら,高分子ガラス状の分子振動の正体解明 2019年12月23日
  • パナ,透明ピラーの真空断熱ガラスを開発 2019年12月13日
  • 東大ら,ガラス形成物質の遅いダイナミクスに新知見 2019年12月11日
  • 電気硝子,3Dプリンター用ペーストを開発 2019年11月25日