角川アスキー,網膜投影型レーザーアイウェア発売

角川アスキー総合研究所が運営するECサイト「アスキーストア」は,QDレーザの網膜投影型アイウェア(眼鏡型)デバイス「RETISSA Display II」の正式販売を2020年3月10日(火)より開始した(ニュースリリース)。販売価格は税込27万2,800円。

同製品は,昨年10月よりアスキーストアにて予約注文を受けていたが,今回,初回生産分が3月下旬に入荷するため,改めて正式販売として受注を開始する。
また同時に,製品を複数購入や両眼投影の希望者に向けた「2台セット」を2020年3月31日までの期間限定で販売する。販売価格は税込52万3,600円で,単品での購入よりも2万2,000円安価となる。

製品概要は以下の通り。
VISIRIUM Technologyを実装した「RETISSA Display」は,超小型レーザー・プロジェクターを使った市販品としては世界初の網膜投影式アイウェアデバイスになる。「RETISSA Display II」は,第1世代機に寄せられた様々な意見・要望を反映し,改良を加えた第2世代モデルとなる。

VISIRIUM Technology(ビジリウムテクノロジー)は超小型プロジェクターを使用し,微弱なレーザー光で網膜上をスキャン(走査)することで,直接映像を投影する技術。原理的に眼のピント合わせ(調節機能)の影響を受けにくいため,ユーザーのピント位置の遠近によらず,常にクリアな映像として見ることができる。また,遠視・近視・乱視・老眼など視力に課題がある場合でも,メガネ・コンタクトレンズなどの矯正を必要としない。

同製品は単眼用アイウェアとなり,ユーザーの好みで右目または左目で使用できる。AV機器やスマートフォンなどのモバイル機器を付属する制御BOXのHDMI端子に接続することで,映画などのコンテンツをフォーカスフリーの画像で楽しめる。

また,イヤホンまたはヘッドホンを接続することでステレオ音声再生が可能で,バッテリー内蔵によりAC電源のない屋外での使用も可能となる。

なお,QDレーザは,「RETISSA Display II」を含めた製品に関する情報提供を行なう特設サイト「retissa.biz」をオープンした。

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