やってりゃ良かったあのテーマ

(昔は光造形,今は3Dプリンタ)

最近3Dプリンティングと呼ばれている技術は,以前,光造形と呼ばれていました。アイデアは,多分,日本発だと思います。材料や光源技術も未熟でしたし,形状に関するデータ処理技術も不十分でした。大きな可能性と同時に大きな開発余地が残されていました。

3Dプリンティングの対象となる材料は,光造形の時代は光硬化樹脂のみでした。現在は金属でも対象とすることができます。このような進歩に関連して,材料側の開発も進められましたが,光源についても種々の開発が行われました。

作成される対象のサイズも広がりました。住宅を作成したといった話もありますし,2光子吸収を使った微細な加工例もあります。最近は介護食を3Dプリンタで作成するといった話題もありました。

今さらですが,3Dプリンティングのアイデアを,基礎的な段階から衆知を合わせて開発を進めたなら,ものづくり日本を支える,日本発の重要な産業技術へと成長させることができたのではないかと思います。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  
新規読者登録フォーム

同じカテゴリの連載記事

  • やはり数は力です
    やはり数は力です 池澤 直樹 2018年05月15日
  • 限界工学
    限界工学 池澤 直樹 2018年05月01日
  • AIにより生み出される新しい仕事
    AIにより生み出される新しい仕事 池澤 直樹 2018年04月18日
  • トンネル効果的なコミュニケーションの問題点
    トンネル効果的なコミュニケーションの問題点 池澤 直樹 2018年03月30日
  • 100円ショップの微小光学
    100円ショップの微小光学 池澤 直樹 2018年03月20日
  • おもてなしの経済
    おもてなしの経済 池澤 直樹 2018年02月28日
  • こだわりを捨てて速度を上げて良いんでしょうか?
    こだわりを捨てて速度を上げて良いんでしょうか? 池澤 直樹 2018年02月16日
  • 縄張りと琴線
    縄張りと琴線 池澤 直樹 2018年01月31日